GCPで構築したブログのMySQLから過去の記事を抽出する方法　

はじめに

この記事はGCPやAWSなどでブログサーバー運用していたけど、

なにかの理由でMySQLを操作して過去の記事を閲覧したい方に、

情報を発信してます。

わざわざMySQLを操作して過去の記事を抽出するハメになった経緯

旧ブログが再起不能になった経緯は下記記事をご覧ください。

GCPで構築したブログが再起不能になってからConoha Wingで再開するまでの経緯

2022.11.11

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GCPからConoHa Wingに乗り換えた理由

GCPからConoHa WINGに乗り換えた３つの理由

2022.11.25

はじめに この記事ではブログをやりたいけど、 素直にレンタルサーバーを借りるか、 手間だけどGCPやAWSなどのクラウドサーバーで運用するか迷っている方に向けて 情報を発信していま...

MySQLから過去の記事を抽出する手順（本題）

GCPのVMインスタンスにSSHでサーバー内部に入る

まずはGCPの「Compute Engine」→「VMインスタンス」からブログサーバーにSSH接続で入ります。

↓みたいなコンソールがでてくればOK！

wp-config.phpファイルを探す

ここはもしかしたら個人差があるかもしれませんが、私の環境では下記のディレクトリにありました。

cd ../bitnami/stack/wordpress/

念の為lsコマンドでディレクトリにあるファイルを表示

ls

こんな表示が出てくればOK！wp-config.phpファイルがあるのが確認できます。

wp-config.phpファイルの中身を確認します。

sudo cat wp-config.php

ズラッとテキストが出てくると思うので、わりと上の方に移動していくと下記のような場所があると思います。

// ** Database settings - You can get this info from your web host ** //

/** The name of the database for WordPress */

define( 'DB_NAME', 'bitnami_wordpress' );


/** Database username */

define( 'DB_USER', 'bn_wordpress' );


/** Database password */

define( 'DB_PASSWORD', 'xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx' );


/** Database hostname */

define( 'DB_HOST', 'localhost:3306' );


/** Database charset to use in creating database tables. */

define( 'DB_CHARSET', 'utf8' );


/** The database collate type. Don't change this if in doubt. */

define( 'DB_COLLATE', '' );


/**#@+

今回使用するのは、’DB_NAME’、’DB_USER’、’DB_PASSWORD’を使いますのでどこかにコピペしてメモをとってください。

MySQLファイルを探す

次はMySQLファイルがあるディレクトリに移動します。

cd ../mysql/bin/

lsコマンドで確認

ls

↓みたいな2つのファイルが見つかればOK！

mysql  mysqldump

MySQLを操作する

下記のコマンドでMySQLに入ります。

-u の後は’DB_USER’　-pの後はスペースを開けずに’DB_PASSWORD’を入れてください

mysql -u bn_wordpress -pxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

目的のデータベースがあるか確認します。

show databases;

’DB_NAME’と同じデータベースが見つかると思います。

+--------------------+
| Database           |
+--------------------+
| bitnami_wordpress  |　　←コレ！
| information_schema |
| test               |
+--------------------+

データベースにアクセスします。

use bitnami_wordpress;

↓の呪文をコピペ

SELECT * FROM wp_posts WHERE post_status = 'publish' AND post_title <> '';

呪文をコピペするところまでやるとこんな感じになります。

いざEnter！！！

どばぁ〜っと過去記事が表示されますので、Ctlr+Aで全選択しCtlr+Cでコピーしてください

↓は過去の記事が表示された様子

過去の記事を適当なファイルにコピペする

私はGoogleドキュメントにコピペして,

新ブログにClassic Editorプラグインをインストールしてテキストを貼り付けていく作業をおこないました。

30記事くらいしかなかったのでなんとかなりましたが、

100記事とかあるなら新しいデータベースにインポートできるように抽出できたほうが良いと思います。

最後に

今回MySQLを操作して過去の記事を抽出する方法を紹介しました。

ちなみに私はMySQLを操作するコマンドは一切わかりませんので呪文の紹介をしています。

より詳しく知りたい方は参考サイトをご覧ください。