つらい乳腺炎 〜対処法と原因療法を解説〜

はじめに

私は第一子を生んだあとに乳腺炎を経験しました。下を向くだけで胸が痛くてたまりませんでした。

もうほんとに胸を取りたいぐらい痛かったです。

そこから産婦人科へ行き、マッサージしてもらい、適切な指導を受け2周間程度でようやく下を向いてもつらくないくらい回復しました。

この経験を生かし、痛くなったときの対処法。ならないためにどうしたらいいのかしっかり解説していきたいと思います。

乳腺炎とは?

主に2種類。今回は急性のみ紹介。

母乳が乳腺内に溜まることで発症する急性うっ滞性乳腺炎

乳管から細菌に感染することで乳腺が炎症を起こすことで発症する急性化膿性乳腺炎

原因

急性うっ滞性乳腺炎

乳汁が乳房に溜まり、炎症を起こす。

主に、出産後数日の間に症状があらわれる。母乳を始めたばかりだと、ほとんどの場合がこれに該当。

出産直後は乳管が十分に開いていない、赤ちゃんが母乳を飲む力が弱いためつまりやすい。

急性化膿性乳腺炎

乳管や乳頭にできた傷から細菌が感染して炎症が起こす。

抗生物質や解熱鎮痛剤による治療が必要になる

痛くなってきたら

乳房を温め痛い部分を押すようにマッサージしながら授乳する

これは私が助産師さんに教えてもらった方法です。

基本軽度の乳腺炎は飲んでもらうことで回復します。

ただし、必ずマッサージしながらやることと、詰まってない方から授乳することを忘れずに。

母乳は刺激を加えるとでるので、つまりを取りきっていないうちに刺激だけを与え続けると乳がカチコチになってしまいます。

また赤ちゃんも最初から最後まで同じ力で母乳をのんでいるわけではありません。

最初のほうが吸う力がつよいです。

つい、詰まってる方からあげたいですが、それだとどんどん母乳が出続けてよけい痛くなってしまいます。

早めに乳腺炎外来などを予約または受診する

緊急性が低いので、基本予約制のところがほとんどです。

痛いなと思ったときに予約して悪化する前に適切な指導を受けるのがベストです。

産んだところだと優先的にやってくれることもあるので必ず確認しましょう。

また、必ず産婦人科や母乳外来があるところを受診しましょう。

それ以外のところだと解熱鎮痛剤を処方されるだけです。根本的な解決にはなりません。

もう二度と詰まらせないためには

授乳するときのポイントを理解する

  • 詰まってない方から行う。
  • 授乳時、乳房を全部くわえてもらうようにする。
  • 授乳前後で乳房を軽くふいて清潔を保つ

バランスのいい食事をとる

基本ですね。

特に甘いものや脂っこい食べ物はやはりつまりの原因になるので極力避けましょう。

あくまでできる範囲です。

我慢しすぎるとストレスがたまるだけでよくないので。

適度な休息

よく育児書に書いてあるのは規則正しい睡眠。。。

いやいや無理じゃねって突っ込みたくなりますよねw

母乳時の規則正しい睡眠なんて母乳時、不可能に近いので、赤ちゃんが寝るときは一緒に寝る。

旦那やおばあちゃんがいるときは迷わずその時は寝るともう決めましょう。

寝れるときに寝るんです。

おすすめ文献

作者はなんと科学者です。

母乳育児を科学的に解説してくれるるのでとても説得力があります。

まとめ

痛くなってきたら
  • 詰まってない方から行って、マッサージ+温めながら授乳する
  • 早めに乳腺炎外来等を予約する
乳腺炎を予防するためには
  • 授乳するときのポイントを理解する
  • バランスのいい食事
  • 適度な休息

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